外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

引きこもりのお手本

ふだんから引きこもりを極めているわけですが、それでも最近の「お家にいなきゃいけない」状況はきついものがあります。 心療内科で、 「さすがにお散歩くらいはしなさい」 と言われましたが、それでも不潔恐怖症の私にはなかなかつらいものがあります。 近…

自分を大切にすること

当然ですが、私の手はボロボロです。 これは過剰な手洗いのためであって、決して自傷行為のためではありません。 ことの発端は私の強迫性障害が1番酷かった時期に遡ります。 もう3年ほど前になるのでしょうか。 当時の私は不潔恐怖症による洗浄強迫のために…

人混みを作る人たち

先日、心療内科でこんな話をしました。 「最近はずっと家に引きこもっていなくちゃいけないから逆につらくって」 今まで引きこもり生活をしていたら、散々「出ろ出ろ」うるさかった家族が逆に外出禁止を促すことに混乱してしまう自分がいたのです。 しかも、…

動けない日

鬱病の人の特徴として「動けない」というのがあります。 私も病気になる前は半信半疑でした。 なんなら、信じていませんでした。 でもね、わかったんです。 これ、本当です。 正確に言うと「すごく動ける日と動けない日の差が激しい」の方が合っているかもし…

雨傘を洗う

タイトルのことを話すと、 「どうやって!?」 と大抵は驚かれてしまいます。 でも、私は洗います。 そもそも、私は強迫性障害の不潔恐怖を主な症状とし、そこに過剰な洗浄強迫がくっついているので、正にアライグマと言っても過言ではありません。 私は雨が…

靴とクリーニング、相性

もともと苦手なクリーニング店。 でも、時たま預けなきゃいけないときもありますよね。 スーツとかコートとか。 そういうとき、ふと貼り紙を見つけて怖くなるんです。 「お子さまの靴、上履きもご一緒に」 そういう類いの広告は苦しいです。 私は土が怖いん…

クリーニング

自宅で洗濯できるものとできないものってありますよね。 基本的に私は自分で回せるものばかりを好みます。 というのも、1回着たら洗いたくなるからです。 でも、クリーニングに出すのは苦手なんです。 なんか、他人の衣服と一緒にっていうとあんまり綺麗にな…

人ごみに行きたい

外国のスローライフに慣れてしまったせいか、日本に戻って来た時にその慌ただしさにびっくりしました。 そういえば、田舎から大学の為に都市部へ出てきた時もこんな感じでした。 お祭りみたいに人が多くて、眩暈がするようでした。 こんなに多くの人間がいる…

分かち合いたい

連日の報道でみなさん、かなり不安を煽られているのではないでしょうか。 私は受動的に情報を得てしまうことが苦しくて、もうニュース系統はシャットアウトしてしまっています。 今、みなさんが抱えている未知への恐ろしさ。 よくよく覚えておいてください。…

潔癖おばけ

私は普段から除菌シートがないと生きていけないというレベルの生活をしています。 それも、私の病気のせい。 昔から携帯は拭かないと気がすまないし、手だってすごく時間をかけて洗う。 それにひどいときは冷蔵庫に入れる前に、ものを洗わないと気がすみませ…

自覚なし

自分では「ふつう」だと思っていること。 それが案外そうでないことも多いのではないでしょうか。 私は強迫性障害と付き合ってきて、もう長いこと経ちますから、強迫が「当たり前」になっている部分が少なからずあると思います。 例えば、買ってきた玉ねぎを…

診断がつくということ

心療内科で学校に提出する診断書をもらいました。 そこには当然のごとく「強迫性障害」とあります。 でも、それだけではありませんでした。 そっと「不安障害」の四文字も並んでいたのです。 普段、先生は教えてくれません。 だって、診断名がつきすぎると患…

天気との相性

私は天候との相性が非常に悪いと自覚しています。 雨の日は外出できません。 水溜まり、水飛沫、水跳、全部が地面からのものというだけで恐ろしいのです。 雪の日はもっと怖い時とさほど気にならない時があります。 靴に蹴られたものは雪なら可視化されるか…

雨の日は

小雨ならいいんです。 土砂降りの光景を目の当たりにした途端、私は玄関の戸をそっと閉じます。 そして、自室に戻るんです。 きちんと化粧をして、服も着替えて、 「さあ、今日こそ買い物をするぞ」 と意気込んだにも関わらず、雨を見ただけで気力は失われま…