焦燥感

常に焦りを感じている癖になんにもできない。
どうしてなのでしょうね。
すべてを病気のせいにはできません。
私の頭がうまく働いていないのも、すぐに不安になるのも、身動きがとれなくなるのも、結局は私のせいなのです。
もともと、せっかちな性格ではありました。
よく「おっとりしている」と初対面時の印象で言われるのですが、実はその逆。
マイペースな癖に変に焦りやすいんです。
レポートは期日の3週間前に書き終わっていないと怯えますし、待ち合わせ場所には1時間前に着いていることも多いです。
はやく、はやくという気持ちばかりが強くて、身体がそれに追いついてくれません。
周りに取り残されるのが恐ろしくて、他人の頑張りを目の当たりにしては自分を責めます。
どうして私は一歩も動けないのだろう。
そう自問自答しては、もがき苦しんでいます。
これこそ時間の無駄だということは充分にわかっているのですが、やめられません。
私は遅れているのでしょうか。
立ち止まりすぎたのでしょうか。
2年の休学と留学はプラマイ０のように見えます。
でも、私のなかではフラストレーションが渦巻いているのです。
私は留学を無駄だとは思いません。
しかし、日本にいると同年代の子たちが働いていて、焦るのです。
私は多様性を見てきたのに、自分をそこに当てはめてやれないのです。