外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

疎外感

帰属意識ってどんなものなんでしょうか。
私にはあまり縁のないものです。
いつも居場所がないように感じて、
「帰りたい帰りたい」
とどこにいても思ってしまうのです。
例え実家に居ようともそれは同じ。
おかしいですよね。
でも、私はどこにいていいのかわからなくなるんです。
実家にいたいと願う一方で、それが私に問題を来しているのも確かなのですから。
外国に住んでいた頃の、私と家族の距離感は適切だったのだろうと今になって確信しつつあります。
簡単には行き来できない道のり。
時差。
連絡手段の少なさ。
私がコンタクトを用意に取れない方が彼らを安心させることができるのです。
連絡すると大抵は悪い知らせを伝えるか、泣きじゃくるしかできなかった娘ですから、当然のことでしょう。
留学中はそうでもありませんでしたが、もう私からの電話は良くないものだと認識されているみたいですね。
そうして、帰国してしばらくの間ということで、地元に身を寄せていますが、やはり距離感が難しいんです。
強迫性障害自体はよくなりました。
しかし、まだ駄目みたいですね。
比較的おだやかに過ごせていたはずなのに、苦手が一気に襲ってくるともうどうしようもありません。
怖くて怖くて仕方がないんです。
そのせいで家族の邪魔になったり、彼らを傷つけてしまうんです。
とにかく不安で寂しくて、居場所なんてないような気になるんです。
できることなら、私を必要としてほしい。
いても良いと言ってほしい。
そんなのは私が望んではいけないことでしょうか?