外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

水が合う場所

本来、水の合う場所というものは土地柄が自分に合っているということですよね。

快適さとか、人付き合い、環境をひっくるめて。

そう言う意味で外国は私にとって「水の合う」場所でした。

シンプルかつ快活な人間関係。

多少の強風でも外出できる気軽さ。

簡素な食生活でも文句を言われない気楽さ。

細かいことを気にしない、完全個人主義。

私の強迫性障害なんて、友情には関係ありません。

しかし、同時に合わなかったのも「水」でした。

ストレスのせいで過敏になった肌を蝕みました。

蕁麻疹が出ることも多かったのです。

さらに髪にも合わないために、抜け毛が異常に増えました。

それはもう嫌になるくらい。

日本に戻ってから、私はまたこの「水」というものに悩まされています。

体調が左右されるんですよね。

特に実家のある場所の水ではもうだめなのかもしれません。

あまりに長くここを離れた弊害でしょうか。

またすぐに学校のある地へ戻ります。

そちらの水の方が体にはいいのです。

ですが、「水が合うか」はわかりません。

休学前の私には合いませんでした。

孤独でストレスまみれ、病気もひどくなる一方でしたから。

でも、今はもう1人きりじゃありません。

知り合いは増えました。

それも留学先で出会った人たちです。

面白いですよね。

今度こそ、居場所を確立したい。

そんな思いで、再び旅立つ日を待っています。