即席日本人
あんなに留学時代にスッピンで毎日を過ごしていた私ですが、その時は国籍がよくわからない雰囲気だったそうです。
それは大体の長期留学生が経験するものだと思います。
東アジア圏の友人は初対面で私を日本人とあてるのに、服装くらいしか要素がないと言っていましたから。
顔立ちは純日本人なのに、おかしな話ですよね。
よく中国人から中国人に間違えられはしていましたが。
そんな私が毎日のように化粧をする。
体調が良くない日は簡易的なものですが、それでもメイクを試みるなんて。
日本の圧力は半端じゃないです。
美意識が高いんですよね。
そして人にもそれを強要する社会の「常識」。
私の見た目はあっという間に日本人らしくなりました。
それでも内側は相変わらずなので、外見に惑わされないでいただきたいものです。
雑誌やインターネットに化粧の流行りが載っていて、すぐに傾向が掴める国。
ここの国民の装いは簡単に真似できてしまうんです。