料理ができるということ
最近になって少しずつ、また料理を作るようになりました。
きっかけは、お弁当にクリームシチューを持って行ったこと。
ここではルーが高価なので、私は小麦粉から作るのです。
そして、私が食べていると、クラスメイトの日本人に、
「ルー高くない?」
と尋ねられたのです。
そこで私は自作していると答えました。
すると、とても褒めてもらえたのです。
なんだか少しだけやる気が出ました。
いつも簡単なことしかできませんが、それでも毎日のように一食は作っています。
よく考えれば、昔はこんなことさえできませんでした。
たとえできたとしても、料理はお風呂に入る直前でした。
少しずつ進歩していると思います。
料理ができるのは心のゆとりだと、そのクラスメイトは教えてくれました。
私のシチューをおいしいと言ってくれました。
次のステップは見た目や彩りに気を遣うことでしょうか。
時間と心に余裕がある時に、少しずつチャレンジしていけたらと思い、肉じゃがを煮込むのです。