外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

楽な言葉

授業中のトピックにこんな質問がありました。

アイデンティティを構成する要素はなにか。

ブレインストーミングです。

家族友人との関係、バックグラウンド、宗教や住んでいる地域などなど。

たくさん私たちを作り上げるものが世の中にはあります。

そのうちの1つに言語があります。

私で言うと、母語と母国語が日本語で第1外国語が英語、喋れませんが一応第二外国語はドイツ語を選択しています。

言葉がどのように私たちに影響を与えているのか。

クラスにはたまたま数人の日本人とコロンビア人がいました。

私たち日本人の主張は、

「英語の方が楽。自分の意見を正直に言える。そもそも日本語には敬語がいっぱいあるせいで、クラスの友だちでも、日本語を使う時は敬語になってしまうから距離を感じてしまうし、やりにくさを感じる」

というものでした。

対して、コロンビア人の言うことには、

「スペイン語にも敬語はあるけど、ここにいる限りはクラスメイト。同じレベル。年齢は関係ない。どっちでも同じこと」

なるほど。

一理ありますが、日本人には難しいところです。

この話の数日後に年上のクラスメイトと日本語で会話している時に、

「海月っていい意味で日本語と英語の時でイメージ変わるよね」

と言われました。

英語の方が積極的で素直な感じがするということ。

日本語だと丁寧で控えめな印象だということ。

まとめるとこの2点が言語で変わっているみたいです。

確かに、英語を使った方が気が強い感じにはなりますが。

どちらにも利点とそうでない点があります。

しかし、幸運にも私には選択肢がありますから、自分の楽な方をシチュエーションによって選べばいいのです。

これは言葉に限った話ではないでしょうが、私の場合はこれなのです。