外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

だって私はタフだから

私はタフな女。

そう唱えるようにと教えてくれた先生は、私の悪癖を心配していました。

それというのも、何かにつけてdifficultと言ってしまうことです。

世界の全てが、ふつうの生活を送ることさえ難しいのが強迫性障害。

だからこそ私には何もかもが大変に感じられたのです。

タフはそういう困難さを表す一方で、我慢強さを語る言葉でもあります。

我慢は得意です。

なんでも大丈夫って言ってしまいます。

本当は無理なのに。

それでも、今まで耐えられたのだからと、がんばれます。

たくさんのタフなシチュエーションを乗り越えて、タフな女になるのです。

か弱い可愛い子のままでいたかった。

半分くらいは本音です。

頼ることが苦手なパッと見、大丈夫そうって思われることへの安堵も半分。

ふつうに見えることに対して喜びはあるけれど、そのせいで内の苦しみをわかってもらえないのは辛いことです。

それでも、私はタフなんです。

無理をするくらいがちょうどいいんです。

きっと。