ゴミ屋敷
捨てられないのが病気のせいだって考えたことはありますか?
強迫性障害の症状の1つに溜め込みというものがあります。
本当は必要がないってわかっていても、不安を回避するためにとってしまう行動です。
例えば、お薬を飲んだかわからなくなって確認行為が必要な時。
錠剤の入っていたフィルムに空いた数を数えていた時期がありました。
そのせいで、捨てられなかったシートたち。
だんだんと愛着というか執着が湧き、何もなくなった後もしばらく取っていました。
まあ、今でも2シートくらいは溜めてしまうこともあるのですが。
それでも、昔を思い出してみれば、マシになった方です。
それから、コンタクトレンズのケース。
ワンデーのものを使っていると、単純計算で1日に2個のパッケージがゴミとなります。
これを捨てるのがなぜか苦手です。
面倒なのもありますが、少し溜めてからゴミ袋に入れる癖がついているのかもしれません。
私も私の溜め込みが決して清潔ではないことをわかっています。
それなのにやめられない時もあります。
その上、私には不潔恐怖があるのです。
信じられないでしょう。
私のやっていることの方が一般的に見て汚いのに、私にとってはより安全でキレイなのですから。
キレイというのは少し語弊があるかもしれません。
安心できる感じです。
そのせいで、将来はゴミ溜に住むのかと問われたこともあります。
わかりません。
しかし、そうなったとしても、それは私にとって不潔なものでないはずです。
もちろん、ゴミ捨て場が不衛生だからそこにゴミを持って行くのが苦しくてできないこともあるので、一概には言えませんが。
テレビなどでゴミ屋敷の特集を目にすると他人事のように思えなくて、それに不安を抱きます。
あそこまではならないでしょうし、今のところは改善されていっているので大丈夫でしょうが、人様に迷惑をかけないようにしなくては、という思いです。
そんなことを考えながら、今日はどの服を処分すればいいのか、少し困惑しているのです。