外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

学校の思い出

学校は嫌いでした。
幼稚園も小学校も中学校も。
およそ義務教育と呼ばれるものは私にたくさんの毒を注いでくれました。
先生もクラスメイトもみんな、私に悪意を教えてくれました。
特段ひどいものではありませんが、イジメも受けました。
「しね」と言われたり、陰口を叩かれたり、足を引っかけられたり。
いろいろなことがありました。
物が盗まれたことも、隠されたこともあります。
全部が嫌いでした。
私は大人しい子どもでしたから、いつも泣いてばかりでした。
登校拒否もしました。
まあ、1週間程度のものです。
ごはんも食べられなくなりました。
6ヶ月ほどです。
とにかく学校に行きたくなくて、つらかったのです。
そのうちに鬱が強迫性障害へと変わりました。
高校はそれなりに楽しかった覚えがあります。
勉強さえできれば、何も悪いことはされませんでした。
頭のいい友だちとつるんでは、趣味と勉強に没頭しました。
不潔恐怖のことをひた隠しにする苦しみは味わいましたが、秘密にするだけのスキルはありました。
相変わらず嫌がらせも受けましたが、流す術も身につけました。
縁起強迫と洗浄強迫が悩みでした。
世界の全部が汚くて、私にも刺や険がありました。
まだ子どもでした。
学校が初めて楽しく思えたのは、文理選択のおかげです。
より好きな教科に絞って学べますから。
大学に入ったら、きっと、もっと楽しくなると信じていました。
しかし、受験から解放されて待ち受けていた孤独に全て破壊されてしまいました。
私の病気がどこまでも追い詰めてきたのです。
そうして、私は学校を離れました。