外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

心配は愛か強迫か

少し前に、毎日「おはよう」と連絡をくれる人からメッセージが来なかった日がありました。
もちろん、毎朝きまった時間に送られてくるものではありません。
相手にも相手の生活がありますから。
だいたいの生活リズムから、この時間までには来ると知ってはいますが。
それなのに、その日はいつまで待っても来なかったのです。
いえ、最初は気にしていませんでした。
しかし、おかしなもので、だんだんと不安になっていったのです。
寝坊したのかな。
体調が悪いのかも。
もしかして、死んでないよね?
ちゃんと生きてるよね?
そんな風に思考がシフトしていったのです。
ほんの1日「おはよう」がなかっただけで、こんな風になってしまう。
おかしいですよね。
でも、心配せずにはいられなかったんです。
だから、
「生きてる?」
とだけ送りました。
確認です。
相手は忙しかっただけみたいで無事でした。
本当に安心しました。
生きていることさえわかれば、もうなんでもよかったのです。
私はこれをただの強迫だと捉えていました。
しかし、中にはこれを「人を愛すること」だと言ってくださる方もいました。
たしかに、それはあります。
私の強迫は愛にも通じることがあるのだと知って、少し安堵しました。
異常性は人を傷つけるばかりでない。
そう言われているようでした。
あの日から、私の心配を汲み取って毎日きちんと、
「おはよう」
をくれます。
この度に、これも愛だと感じるのです。