オーガニック野菜

無農薬で手作業で仕分けされた野菜。
自然のまま、大地の恵みに感謝。
そんな風なキャッチコピーというか、宣伝というか、売り文句を見かけることが増えてきました。
栄養価が高くて、薬品を使っていないから健康的！
すばらしいですよね。
すばらしいんですよ。
でもね、買えないんです。
高価だからではありません。
私の病気のせいです。
強迫性障害の症状として、私は土が怖いんです。
どうしても、汚くて、洗っても洗っても汚く感じてしまうんです。
だから、オーガニックの「採れたてそのまま」よりも、洗って処理をしてある野菜の方が手に取りやすいんです。
それでも、嫌なときもあるくらいです。
たまねぎもじゃがいもも私には難易度の高い野菜です。
ただでさえでなく、購入が困難な根菜なのに、わざわざ土を付けたまま出荷しなくてもいいじゃないですか。
たしかに、土まみれの方が「ありのまま」っぽさが出ますよ。
でもね、買えなきゃ意味がないんです。
型崩れとかそんなの気にしません。
土がついていなければいいんです。
最近、なんとかたまねぎは買えました。
家に帰って、玄関ですぐ皮を剥き、台所へ持っていってひたすら洗いました。
それでようやく冷蔵庫にしまえるのです。
まあ、ほとんどは買った日に切って調理を済ませるのですが。
私にとって野菜を扱うのはとても大変なことです。
じゃがいもなんて、あらかじめ皮剥きされて、下茹でしてあるものしかまだ買えてません。
すごく食に苦労するんです。
お願いだから、もっと買いやすくしてほしいのです。