完璧主義
もともとの気質で昔から自分が納得できないと次に進めないことがありました。
固執しすぎてしまうんです。
確認と確認を重ねてダブルチェック。
でも、興味のないことには適応されません。
これじゃないと嫌だ。
プリン1つにしても、そんな頑固な物言いをする子どもでした。
家族はさぞ苦労したことでしょう。
その上、言葉の覚えが早く要求を伝えられる子でしたから、無理難題でも言えてしまったわけなんです。
こだわりの強さは顕在しています。
納得がいくまで、文章を見直したり、動画を繰り返し再生したり。
全く作業が進みません。
時間がかかりすぎてしまう上に疲れやすいんです。
さて、完璧主義なところがある私は完璧ではありません。
それというのも、私は完璧主義である人ほど非完璧人だとわかっているのです。
上手くこなせないから、固執するんです。
それは良いことかもしれませんが、変人扱いされ得ることです。
気難しいやつだと思われやすくなります。
私のように、本当にどうでもいいことをこだわるようになると、もう本当に大変です。
気質もありますが、やめておいた方が身のためです。
でも、研究者の方は続けてください。
その職業にとって整合性をきちんとするのは大事なことですから。
ただ、完璧を日常生活にもってくると、とてもしんどいんです。
私たち完璧に囚われた病を持つ者としては、ざっくばらんさに憧れがあるのです。
ただ、それを私がすることで、私の世界が崩壊するのが怖いのです。
完璧に囚われた時、私たちはなにもできなくなります。
ただ、完璧を求めすぎてしまうだけです。
端からみたら変なことかもしれません。
でも、せずにはいられない確認行為があるのです。
そして、自らを安心させるのです。