外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

雨の日のお出かけ

幼い頃は、雨の日は別段嫌いじゃありませんでした。
レインコートも雨靴も、カラフルな傘も。
雨の日にしか使えない特別なものでしたから。
かわいいデザインのものを身に付けると憂鬱な気分も吹き飛ぶ!
なんて、気楽なことを考えていられたのは幼少期まででした。
今では、雨具に恐怖を抱くほどなんですから。
私は地面に傘を置けません。
なので、開いたままそうやって傘を乾かすことなんて考えられません。
でも、独り暮らしをはじめてそうやって乾かす人が多いと知ったとき、不潔恐怖が私を襲いました。
他人の傘にあたるということは、地面と触れ合うということ。
そんな強迫観念に支配されるようになりました。
私は土や地面が苦手なのです。
そのため、グジョグジョになった地面の上を歩くことも、水はねを浴びることも怖いんです。
アスファルトでも、隣を車やバイクが通り抜けるだけで立ちすくむのです。
泥はねが気になります。
車に乗っていてさえ、怖いのです。
もしかしたら、外側のドアノブに地面から跳ねてきた水が付着しているかもしれませんからね。
レインコートなんて着れませんよ。
結局、私としては汚れが弾け飛んで拡大するだけですから。
雨靴は手を使わずに履けないですよね。
傘は折り畳みが精一杯。
でも、1回使うと洗います。
鞄に入れるなんて、なかなかできません。
外出がいかに難しいことか。
雨が止んでいても、地面が乾くまでは引きこもっていたいんです。
そんなの言ってられないですけどね。
だから、また少しずつ練習です。