外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

教えてもらった洗浄強迫

私は強迫性障害者です。
障害といっても、先天的なものではありません。
いわゆる心の病気です。
厳密には脳のセロトニンという物質が足りないとかなんとか。
まあ、それはさておき。
症状は人によって様々なこの病。
私にとって最も大変なのは洗浄強迫です。
読んで字のごとく。
とにかく洗って綺麗にしないと! という思考に支配されるというもの。
私にこの強迫観念をどう強迫行為にするかを教えてくれた人がいます。
本人はそんな気はさらさらありませんし、病気でもないです。
しかし、この人のやり方が私に影響を与えたのは確かです。
私の親戚である人は、冷蔵庫に買ったものをそのまま入れることができません。
埃がついているからと、基本的にパッケージを洗うか拭くかしてからしまいます。
カレーのルーなんかは、もう箱を捨てて中身だけ保存しちゃいます。
この風景を見て育った私は、不潔恐怖と戦うようになって、自然とそれを模すようになりました。
なんでも洗いました。
牛乳パックも、肉のトレーも、缶詰も。
パスタの袋も、ゼリーカップも、冷凍食品のパッケージだって。
洗って、気に入らなかったら、また洗いました。
これは留学するまで続きました。
留学したら、冷蔵庫は共用ですから、そこまでできません。
それに気にする必要もありませんでしたから。
次に住むところでは、どうなるのか。
新生活が、はじまるまでわかりませんが、洗わず冷蔵庫へ入れることをキープしていきたいと思っています。