現在完了形ってわかっていますか?
最近のイライラ。
それは私の使う英語の文法を間違っているのではと否定されることです。
家で友達と電話していたり、英語の練習をしている時に、家族からちゃちゃを入れられることがあるのです。
何かをしている、という現状を伝える時は現在進行形じゃないのか、みたいなものです。
確かに直訳しようとするとそうなってしまいがちなんですが、状況によって違うんです。
それを説明しても、例を使っても、文法重視の教育を受けてきた人にはなかなか理解してもらえません。
現在完了って実はすごく便利なんです。
それによく使います。
特に進行形にできない動詞に有効なんです。
I am loving it.
有名なコマーシャルの文言ですよね。
これに対して語学学校の先生が、
「生徒が間違って覚えてしまう」
と怒るほどインパクトのあるものです。
本当は、
I love it.
でも、もっと期間を強調したいとき、今もずっと感を出したいときにはどうしたらいいのか。
ここで現在完了形が出てきます。
I have loved it.
これなら、一瞬のことでないということを示せるんです。
他にも便利な現在完了形の使い方があります。
私の目は黒い。
これをただ、
My eyes are dark.
としてしまうのはつまらない。
一般的によく用いられるのは、
I have got dark eyes.こっちです。
そう説明しても、でも学校では習わなかった! と言われてしまうんですけどね。
私も知りませんでしたよ、こんなに便利だったなんて。
日本語ではあまり上手く表現できないから仕方がないんでしょうけど。
それから、さっき例に出したgotの話。
現在完了形は「have p.p」なのだから、p.pとなる「get」は当然「gotten」だろうという指摘もあるのでしょう。
アメリカ英語だと確かに前者をとりますが、私はイギリス英語の国にいたので、そっち側に傾いてしまっています。
そこでは「got」の方が一般的なんです。
ところ変われば、文法変わる。
いろんなアプローチがあるのです。