外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

Good bye は言わないで

中学校の英語の授業で最初の方に習うこと。

それは挨拶だったのではないでしょうか。

特に出会いの挨拶。

Hi とか Hello とか。

何の疑問も持たずに受け入れられる言葉たちです。

一方で別れの挨拶はどうでしたか?

私は see you を覚えながらも不思議に思っていました。

中国語の 再見 とおんなじ感覚なのでしょうか。

さようなら、なのに次の出会いを予測させる言い回しと命令形のような形がとにかく不可解でした。

Good bye  でいいのではないか。

そう思っていました。

でも、今ならわかります。

Good bye  はもう二度とおそらく会わないであろう相手によく使うのです。

ある種の決別のような。

語学学校には別れがつきものです。

私たちのナショナリティは違いますし、使っているテキストメッセージのアプリケーションも違います。

卒業すれば国に帰っていく仲間とはもう一生会えない可能性が高いのです。

その時、初めてGood bye を使います。

ただの bye だけならいつでも使えます。

ただGood bye が重たいだけなのです。

もちろんそういう意味合いで使わない方もいます。

しかし、あまり聞いたことがありません。

だいたいの別れ、しかも次の日に会えるようなシュチュエーションのものには see ya と言うだけです。

これは see you again のことです。

また会えるという確信を持っています。

店員さんもお客さんに使うほどの軽い言葉ですが、私は今になってこの言葉が好きになりました。

だから、きっとまた会える仲間には see ya と言って送り出すのです。