夏は中高生が多い時期
前回も言いましたが、夏休みですね。
私は去年のことを思い出して、悩ましく思ってしまいます。
語学学校には夏休みも冬休みもありません。
パブリックホリデーのみが休校日になります。
つまり、長期休暇の間に日本人の中高生軍団がわんさか来て、1週間もしないうちに帰っていくというイベントが発生します。
引率の先生と大量の学生さん。
ほとんどが日本人です。
普段の人種比率では少ない日本人がこの期間だけ激増するのです。
別にそれだけなら害はないのでいいのです。
しかし、彼らは一切英語を話そうとしないのです。
学校内は英語のみ使用可能ということになっているのですが、完全に無視されていますね。
集団的圧力で英語を話すのが恥ずかしいのかもしれません。
それでも、通路を塞いでいる彼らに ‘excuse me’と言っても ‘sorry’と言ってもスルーされるのは違うと思います。
通りたい旨を伝えても誰も動いてくれないのです。
先生に愚痴をこぼすと、授業中でもまともに英語では話さないというではありませんか!
その上、たぶん彼らは ‘sorry’ さえ知らないとまで言われる始末。
情けない限りです。
絶対、彼らは知っています。
ただ使うことができず、あまりに受動的なだけなのです。
いつもは日本人を見るとお手伝いしたいという気持ちになりますが、この時期ばかりはやれやれと思ってしまいます。
こんな自分も嫌になります。