すばらしき日本のKFC
ホームステイ時代、半ベジタリアン生活を強いられてきた私の楽しみはお肉を食べることでした。
日曜日のお昼を当時クラスメイトだった後のフラットメイトと食べに街へ出るのが習慣でした。
土日の昼食代はステイ先に支払ってありましたが、出た試しはありません。
食べるものもないので結局は外に出るという選択肢以外ありませんでした。
しかも、住宅街だったために周りにはほとんど店がなく、学校のあるcityまで行くのが手っ取り早かったのです。
対して食にお金をかけられない私たちはファストフード店のお世話になっていました。
その中で特に衝撃的だったのがKFCです。
まず高い。
それなのに量が少ない。
そして、やたらとstreet peopleが多いのです。
食事の最中にお金や食べ物をねだられるのは初めての経験でした。
他のお店にも時々こういう人が現れますが、ここのは特にすごいのです。
全ての席を回っていたのが印象的でした。
私は食べ終わってから話しかけられたので、何もあげるものがありませんでした。
申し訳ないような気持ちになりました。
しかし、それは私のせいではありません。
もやもやとした心がしんどかったです。
私はそういうのにひっぱられやすいようです。
とはいえ、それはいいのです。
KFCのせいでもありませんから。
1番の問題は私の好物であるクリスピーが小さすぎるということです。
想像してみてください。
海外、それも英語圏のファストフードです。
大きくて安くて高カロリーというイメージがありませんか?
その期待を大きく裏切られました。
私が好きなのは日本のKFCだったのです。
しかも、あのビスケットがないんです!!
あれも私は大好きなのですが、そのビスケットの代わりはただの丸パンです。
コッペパンに味は似ていますが、大きさは1/4程度と小さく味気ないのです。
お値段は$1なので安いかどうかも微妙なところ。
マクドナルドと同じでパネルで注文できるシステムがあるので、失敗は少ないので、それはありがたいと思います。
日本に戻ったらクリスピーとビスケットを食べることを目標にしようと思っています。
この美味しさを知らない人に言いたい。
日本のKFCに行ってみて、と。