外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

留学生への勘違い

私が最近よく言われること。
それは、
「留学していたってことは英語が得意だったんでしょ」
「英語が得意なんでしょ」
なんていうミスアンダースタンディング。
要するに誤解です。
もちろん、中には英語が得意で海外に行く人もいますよ。
でも、多くの学生は高校を出たあとにすぐ来たり、しばらくアルバイトしてから来たりするので、最初はプレインターミディエイトというクラスに所属します。
これは、中級の下のあたり。
私は大学の途中で語学学校に通い始めましたが、最初はこのレベルでした。
まあ病気の療養目的でもありましたから、なんの対策もせずに行ったので、マシな方でしょう。
1番日本人が多いクラスだったので、初めての留学であった身に合っていたし、情報交換もできて環境としてはよかったです。
日本人ばかりといっても、みんな英語しか基本的に使わないようにしようと暗黙の了解で決めていました。
そうしないと、他国籍の友人との会話が滞りますし、やっぱり勉強にならないでさからね。
そんなクラスにいた私でも、気がつけばアドバンスドという上級レベルになっていました。
ここまでくると、日本人も少なくなります。
日本人の友人ともずっと英語しか使わないくらいです。
英語教師になるための認定もとりました。
でも、決して英語は得意ではありません。
喋れはしますよ。
でも、例えばセンター試験で9割とれるかというと無理だと思います。
対策もしていないですし、そもそも私は試験的なものは苦手です。
スコアが伸びるのはスピーキングで、なかなか伸び悩んでいるのはリーリング。
ふつう逆なんですけどね。
したがって、おそらく日本の教育からすると私は「英語が得意でない」タイプです。
みんながみんな英語ができて留学するわけじゃありません。
むしろ、できないから行くという人が多いんです。
もちろん、2回、3回と回数を重ねて、目的別で行く人も大勢います。
ただ、一般的な「大学の途中から行くのは英語ができるからだ!」みたいな考えは偏見ということです。
最初のレベルなんてあまり気にしなくていいんです。
日々を懸命に生きていたら言葉って自然と身に付くものですから。
ただ、試験的な言葉は勉強が必要です。
私のように怠惰な人間にはなかなかタフなものです。