普通のフリがお上手ですね
タイトル。
完全に皮肉ですよ。
でも、そう思っちゃったんです。
昨日、カフェの2階席から雑踏を眺め、ふとこんなにたくさんの普通っぽい人で溢れていることに疑問を持ったのです。
普通の人なんていません。
でも、普通に擬態している人なら?
きっと大勢いますよね。
私もそう見られているのかもしれません。
あんまり強迫性障害のこと隠していませんが、第一印象で知られることはほとんどありません。
以前はバレバレだったのでしょうが。
これは隠すのがうまくなったのではなくて、ただ自然に、よりナチュラルになったからでしょう。
あたかも「そう」であるのが普通という振る舞いになっていったこと。
それから、症状が緩和したこと。
この2点において、これが私のパーソナリティかのように見えるのかもしれません。
必死で隠していた時期は必死すぎて不自然だったのかもしれません。
なにはともあれ。
今日現在で103人。
私のTwitterの相互さんのほとんどが精神的な問題と真剣に向き合っています。
そして中には私たちのような患者に寄り添う人もいます。
わずか半年程度でこんなにも多くの方と、しかも同じような問題に直面している方と繋がり交流をもてたことを本当にうれしく思います。
みなさんとても優しく、繊細な方なんだとお話していてすごく感じます。
どうしてこんなにも温かい人たちが傷ついて苦しまなきゃいけないのか。
励ましあったり、支えあったりできる人たちが裏切られなきゃいけないのか。
見ず知らずの人へ心を砕き、お互いの心に寄り添える彼らが平穏に暮らせる日々を祈っています。
一方でこんなに多くの人たちが普通の軍団に紛れ込んでいることに驚きを隠せないのです。
もちろんFFさんだけではありませんよ。
いろんな人が世の中にいます。
そういう人たちがあの雑踏に普通を装って紛れている。
そのことが不思議でならないのです。
私も同じ。
普通に見えているのかもしれません。
でも、内面に抱える問題までは見透かしにくいですからね。
私たちは互いにすれ違っても気づけないでしょう。
あなたもきっと。
私に違和感を感じたとしても、強迫性障害だってわからないでしょう。
そういうことなのです。