とんだ偶然
強迫性障害と付き合いの長い私ですが、実際に同じ病気の人と会ったことがあるのは2回だけです。
しかも、症状も強迫観念も違うタイプの方々。
それが偶然にも今日、私と同じ「苦手」をもつ人に出会いました。
なんと郵便局で。
荷物を送るために行った先で、
「強迫性障害だから、できるだけ地面に置かないで。床とかが怖くて」
私が職員さんにお願いすると、
「え、今OCDって言った!?」
と驚かれました。
いつもなら、こういうところの方には認知されていない病気なので、スルーされてしまいますから、こちらもびっくりしました。
「そう、OCDを知ってるの!?」
私の問いに彼は自分もそうだと話してくれました。
接客の最中ずっと私たちはこのことについて語っていました。
「靴がさわれなくてね」
と彼が言った時、本当に私と同じタイプの人がいた! とすごく頷いてしまいました。
「だから、手を使わなくてもいい靴しか履かないのよね」
「そうそう」
まさかここに仲間がいるとは……
世の中、不思議ですね。
結局、またね! と言ってポストオフィスを去りましたが、次の近いうちに行かなくてはならないので、たぶん再会の日も近いのかもしれません。
また1つ行って楽な場所が増えたという本日の収穫でした。