私を覚えてもらうキッカケに
語学学校には本当にいろいろな人がいます。
その中で強迫性障害患者の日本人はおそらく私だけです。
メンタルケアのために頻繁に日本人スタッフさんとお話したり、先生たちを休み時間や放課後に訪ねて相談事をしたりしています。
また、クラスや担当の先生が変わるたびににocdのことやどういうことが苦手で、どうしてほしいのかを伝えています。
マイノリティに寛容でオープンなお国柄のためか、
「あなたの快適なようにして」
と理解を示してくれるので、本当にありがたいです。
そもそも、学校を選んだのも「強迫性障害を受け入れられるか」という基準と教育レベルの高さです。
病気への理解はアカデミックな先生たちの知識の豊富さでもあります。
こんな私が珍しいのか1日だけ欠勤した先生の代わりに来てくれた人でも覚えていてくれるケースが非常に多いです。
申し訳ないことに私は忘れているのですが……
なんの関わりもないスタッフさんも、私が学校でパニックになった時、
「この子のケアは○○さんができる」
とすぐに対処してくれたほどです。
感謝してもしたりない限りです。
こうして私の人間関係はまた少し豊かになっていくのです。