外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

トラブルの余韻

私が留学中に唯一と言っていいほど恵まれなかったもの。

それは家です。

ホームステイは完全にハズレ。

それで、フラットというハウスシェアの場で暮らしていました。

しかし、ここの大家が曲者で……

インスペクションという家の点検来たり来なかったりの差が激しく、ドタキャンも多かったのです。

さらに、家賃を勝手に上げてきたり、本当は払わなくてもよかった電気代を請求してきたりと、後から知ったことですが違法な条件を突きつけてきていたのです。

最悪すぎます。

1番ひどかったのは、私がせっかく探してきた同居予定だった人への対応が悪く、その子が、

「この大家のもとでは暮らせない」

と入居予定の3日前に連絡を入れてきたことです。

これにより2人分の家賃を私が払わないといけない事態になりました。

実際には私の両親からの仕送りで生活していたのですが。

あんまりにもひどい条件でしたが、私は引っ越しが怖いので、そこに居続けるしかありませんでした。

そして、今日のことですが、私の元にメールが届きました。

大家からです。

タイトルからして嫌な予感がしました。

なんと、掃除が行き届いていないからと、退去時に返金してもらえるはずのお金を返さないというのです。

私は出る2週間以上も前から家中を掃除し、きれいにしていました。

そもそも、不潔恐怖のある私は掃除始めると徹底的にきれいにしないと気がすみませんから。

しかも、最後の点検は向こうの都合で帰国の4日前でした。

それも1発クリアだったのに。

今頃になって、そんなことを言われても困ります。

友人にフラットを所有している人がいます。

その人が大家のやり方は違法だと教えてくれたのです。

困ったらいつでも連絡していいと言ってくれていたので、私は今までの大家の悪行を洗いざらい打ち明けました。

すると、さすがにひどすぎると怒ってくれ、直接大家に話をつけてもらえることになりました。

ありがたい。

私の携帯ではすでに大家に電話はかけられませんから、どうも話がしにくいんですよね。

しかも、絶妙に相手の日本語が日本人なのに下手というか……

いろいろな解釈でとれる言い回しをするので、いちいち確認が必要なんです。

ただでさえでなく確認行為が多いこちらからすれば、かなりの苦行です。

返ってくる答えいつも曖昧ですし。

もう手に負えないとてんてこ舞いだったので、友人の助けは本当に心強い限りです。