外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

人間関係も清算したい

他の誰かになりたかった。

もっと普通に振る舞える、家族や友人が自慢できるような。

そんな子になりたかったんです。

今は、もう別の人として生きたいとは思わなくなりました。

どう考えても、私という個を変えることはできません。

他の人に成り代わったとて、この捻くれた心と病気の症状はついてくるでしょうし。

何より私は私のアイデンティティを見つけるという課題をまだ終えていません。

 別の人格を生きる覚悟もありません。

しかし、私らしく振舞うために、時々その環境を全て破壊したくなることがあるのも本当です。

誰も私のことを知らない世界で、偏見のないところで生きるということが、現代社会では至極簡単なことになってきていますよね。

こういうインターネットの世界でもいいですし、国やコミュニティーを変えてみたり。

さまざまな方法があると思います。

大学の人間関係が好きでなかったこともあって休学しました。

そのおかげで、次に学校に戻るときは友人もいませんが、煩わしい人たちもいません。

語学学校では基本的に10週間に1度クラスが変わり、友だちは増えます。

しかし、同時に毎週金曜日に去る人たちもいるのです。

便利な時代なので、連絡を取り続けていることも可能です。

もう2度と会わないであろう友人もいます。

刹那的だからこそ、大切な存在になりあえるという一面もありますが、お別れはさみしいものです。

自分から切り捨てていった関係は、なんだかんだ修復可能なものばかりなんですよね。

近しいからこそ、本当のこと、強迫性障害のことが言えなかったんです。

噂になるのが怖くて、みんなと同じようにできないって知られたくなくて、必死だったんです。

今なら面倒な関係の中でも私はOCDだから苦手なこともあるって伝えられるはずです。

だから、次に日本で友人ができたら、ちゃんと挙動不審になる理由を伝えてみよう。

復学まで間に少しでも自信つけて。