味覚
今まで何だかんだと、どのナショナリティーの人と上手くやっていけているかを語ってきたわけですが。
最近、どのクラスに行っても、中国人と仲良くなりやすい傾向があるように思えてきました。
似ているんでしょうかね。
よく漢字でコミュニケーションもとれますし。
英語でわからなかったら、漢字で。
そういう転換がしやすいんです。
日本のアイドルが好きという友人に、
「この苗字なんて読むの?」
と聞かれて話が弾むなんてことも。
私の名前だって、なかなか外国人には覚えてもらえませんが、漢字を示せば一発で
す。なんなら、自分の名前の中国語発音も覚えてしまいました。
さて、今回は味覚の話をしたいと思います。
私は学校の前や休み時間によく近所のカフェに行きます。
そして毎回のように同じものをテイクアウトするのです。
おんなじ場所で中国人の友人もよくコーヒーを購入しているらしく、机に同じカップが並びます。
ある日、何を注文したのかという話になりました。
彼女の頼んだものは私と完全に一緒でした。
砂糖の量まで。
なにもかも。
しかも、彼女も同じものしか飲まないそう。
これには大いに盛り上がりました。
タームが代わりクラスが別々になった今でも、朝カフェに行くと彼女がやってきます。
そのまま私と同じものを買って、一緒に学校まで行くのです。
なかなかいい関係性じゃありませんか。
私は彼女と過ごすこの時間がお気に入りです。