外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

夢のことば

夢。

ご存知の通り2つの捉え方がありますよね。

将来の希望と夜にみるもの。

今回は後者について語っていこうと思います。

みなさんはどのくらいの頻度で寝ている間の出来事を覚えていられていますか。

私はほとんど忘れてしまっています。

それでも強烈な印象を与えるようなものは、ときどき脳裏に残っています。

それは死にまつわるものだったり、裏切りにあうものだったり。

恐ろしくなって、目覚めたらまず夢占いをチェックしてしまいます。

縁起強迫とまではいかないかもしれませんが、ある種の病からくる怖さがあります。

複数のウェブサイトを確認して、逆夢と自身を納得させられたら、もう大丈夫。

あとは身近な人に内容を聞いてもらうだけにとどめておきます。

さて、ここからが本題です。

あなたは夢で喋りますか。

発する声はどんな言語を操りますか。

だいたいは母語なのではないでしょうか。

留学したてのころ、こんな話を聞いたことがあります。

「3ヵ月が過ぎる頃には英語の夢をみるようになる」

そして、それは英語に慣れてきた証拠で名誉なことなのだと。

私たちは密かに競っていました。

誰が一番乗りなのか。

しかし、急ぐ必要はありませんでした。

自分たちではコントロールできないものですからね。

そうして、3ヵ月目に私もついに英語で話す夢を見始めました。

場所も時系列も明らかに夢の世界。

それでも私は日本語と英語をそこで話していました。

最近では、英語を喋れないはずの友人が私のステイ先にいて、一緒に英語を話しているなんていう夢さえみます。

なんでもありな世界だからこその出来事ですが、とても不思議で、しかし自然なのです。