私は緑の怪物です
green monsterが象徴するもの。
それは嫉妬です。
私はすごく嫉妬深いのかもしれないと、この頃よく思っています。
というのも、私の中には知足という言葉がないのです。
さらにさらにと高みを目指してしまうと言うと、少しは聞こえがいいでしょうか。
しかし、その本質は満足のできない怪物なのです。
そして、勉強が得意だったり容姿が優れている子が羨ましくて仕方がないのです。
世の中には、信じられないほど恵まれている人がいます。
しかし、彼らは自分がそうだと知らないのです。
その幸運を、私が欲しくてやまないもののを、ありがたみも価値も知らずに享受する。
なんて、皮肉でしょうか。
私が幸運なこと。
もちろん私は知っています。
なぜなら、それは後から手に入れたもの、後天的なものに囲まれているからです。
しかし、努力しても敵わない相手や叶わない夢もあります。
それは当然のことです。
原来、自信がないので、そういうものに直面し、努力してもどうもならないと知ったとき、私は途端に嫉妬を胸に抱えます。
理想と現実のギャップが私に嫉妬を与えます。
臥薪嘗胆のように無意識に緑に惹かれるのは、負けたくないという想いの表れかもしれません。