外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

見た目で判断しないでください【病気】

初対面の人には私のどこが悪いのかわかりません。

外出すると怯えて、縮こまることはあっても、コミュニケーションはとれるし、基本的には人目があると過剰に手を洗うこともありませんから。

そのため見た目だけなら健康なのです。

しかし、強迫性障害は脳と心の問題です。

セロトニンという物質が少ないこととトラウマがひどく影響します。

心の傷って見えないですから、気づかぬうちに症状として現れていたのです。

私の異常性に前触れもなく出会った人に変な目を向けられることだってあります。

外見には問題なく、話もできるけど、奇妙なところもあると捉えられることが多いかもしれません。

しかし、そのせいでちゃんとした病だと真摯に受け止めてもらえないことも多々あります。

でも、これって心の問題だけではないのです。

私の家族に身体の弱い人がいます。

ストレスによる病気で内臓が悪く、手術も上手くいかず経過が悪かったときのことです。

バスに揺られていると、お年寄りの方が乗ってこられたのです。

どうしても体調が悪く入り口に近い優先座席に座っていたことが凶と出たのか、運転手に席を立つよう言われてしまいました。

他にも席は空いています。

ご年配の方は別のシートに座ってもいいはずです。

しかし、病気の親戚は追いやられてしまいました。

結局、その後とても体調が悪くなりひどく苦しんだのだそう。

立つのが精一杯で他のところに行けなかったのだとか。

もし、わかりやすく杖を持っていたら話は違ったはずです。

種類は違いますが、私の病も見えません。

そのため蔑ろにされがちですし、訴えても妄想の世界わ生きていると流されてしまうことも多々あります。

見えないからってないとは限らないのが症状なのです。