外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

見た目で判断しないでください【日本】

よく遊んでいると言われます。

田舎を大学のために出てから、都会の女になったと。

でも、中身は変わってなくて安心するのだと。

私は病気が重くなったこと以外はまったく同じなのにです。

制服がなくなって自分の好みで着るものを選んでいるからでしょうか。

決して派手ではないけれど、淡い色調に惹かれます。

そのため黒一色に染まることはありません。

髪色も幼い頃の色素の薄いものの方が似合っていたと言われたから染めていますが、地毛と大差ありません。

メイクは始めましたが、技術に乏しく、しているかわからないほど。

ただ鮮やかなアイシャドウとリップは好きなので、それが目立つのかもしれません。

チークは顔色が悪い時にしかしないのがいつもです。

顔立ちだって地味だし、すっぴんで初対面という人には「化粧するの!?」と驚かれる程度にはオシャレなイメージがないのです。

しかし、付いて回るのは「遊んでいるイメージ」。

親戚にさえ指摘されます。

しかし、実際の私の生活スタイルを知っているフラットメイトなどは、

「あなたが遊んでいるなら、その辺にいる人みんな遊びすぎだわ」

と笑います。

確かに、遊んだ記憶がないのです。

散策したりカフェに行ったりはしますが、お酒も飲めないから夜遊びもしたことありませんし、合コンとか聞いたこともないし、そもそも病気のせいで出かけられない日も多いのです。

家で勉強したり、本を読んでたりする時間の方が多いのですし、最近では閉まるまで学校にいます。

大学にいた頃もフル単位でしたから授業も詰め詰めで、レポートに追われていたので、友人と食事に行く以外に大して遊んでもいませんでした。

おそらく、日本に戻ったら、またそういう風に過ごすでしょう。

それでも、都会にいるというだけで遊んでいるらしいのです。

勘弁してほしいのです。

今のご時世、田舎でもいろんなメーカーの服が手に入ります。

1人で買い物をするのが苦手なので、服は地元で調達していました。

それなのに、軽い見た目?

もう訳がわかりません。

みんなが想像しているようなオシャレで華やかな生活なんて送れる訳がないですし。

それでも、結局のところ私という人間は要素でしか判断されないのです。

私が強迫性障害だなんて知らない人は、陽気な一面しか見てないのです。