戸惑いのスターバックス
おしゃれなチェーン店であるスターバックスは割とどこの国にもあるのではないでしょうか。
こんはそんな日本でもポピュラーなお店についての経験をお話しします。
私が初めてこの国のスターバックスに行ったのは、やはりフラットメイトとのカフェ巡りの最中でした。
きっかけはフラットメイトの何気ない一言でした。
「スタバに行ったことないんだよね」
それはもったいないと意気込み、彼女を連れて店内には入りました。
そのため、彼女のスターバックス初体験は海外なのです。
雰囲気はさほど日本のものとは変わりません。
しかし、たくさんの衝撃がそこにはありました。
まずメニューが違います。
意外にも抹茶フラペチーノはありますが、期間限定は当然のことながら同じ要素が見当たりません。
それから、低脂肪牛乳と無脂肪クリームなどのカスタマイズができません。
せいぜいクリームを抜くかどうかというところ。
食べ物も異なり、小さいキャロットケーキなど日本では見られないものがある代わりにプリンはありません。
また、注文の際に名前を聞かれます。
これはカップに書かれ、飲み物が出来上がると呼ばれるので、受け取りにいくいうシステムなのです。
しかし、日本人の名前は難しいらしく、初めてのときは結局ちゃんと読んでもらえなかったり、スペリングを聞かれたりしました。
特に名前にHが入っていたり、3音を超えると理解されないこともあるので、その時は適当につけたニックネームを名乗った方がスムーズです。
私も2度目以降はずっと別の名前を使っています。
前回お話ししたピザも同じ方法が使われるので、こういう場面でだけ使う、なにかEnglish name のようなものをあらかじめ考えておくのもいいかもしれません。
そして極めつけはポイントカードです。
紙のものでどのサイズでも飲み物を買うとスタンプを押してもらえます。
そして、7つ貯まれば飲み物と交換してくれるのです。
アプリケーションよりもこちらの方が私にはうれしいです。
ポイントカードについては、ただ私のいる国があまり都会でないからっていうのもあると思います。
また、お馴染みのあのマーク。
私はずっと自由の女神だと思っていたのですが、実はあれマーメイドらしいのです。
これは軽く授業内で論争になりました。
日本人は自由の女神だと主張しましたが、教科書にはマーメイドだと書いてありました。
イギリス系の先生もどう見てもマーメイドだと言っていたので、私たちの負けです。
思い込みの怖さと見方の違いに驚いた一幕でした。