外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

フラット巡りで家さがし

前にもお話ししたことがあるように、留学時に住む場所の選択肢は3つ。

ホームステイと寮、そしてフラットです。

フラットとはいわゆる日本のマンションのようなものです。

そこを数人でシェアします。

通常、ネットを使って場所だけ探し同居人は全く知らない人ということが多いと思います。

同じナショナリティである、ないに関わらず建物内にすでに住んでいる人に加わることが一般的です。

そして募集は出て行く人がかけることも多く、オーナーさんとあまり関わらないところもあります。

そして面白いことに家賃は週払いなのです!

日本では基本的に月毎に払いますよね。

そのためよく払い忘れそうになります。

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これがフラットのイメージです。

そして、ここでの同居人のことをフラットメイトと呼びます。

簡単にまとめるとマンションの一室を週払いで他人と借りるということです。

しかし、私の場合は症状の説明が日本語でも難しく、信用できる人でなおかつ理解がある人としか住めません。

というより一緒に暮らしていけないと思います。

そこでクラスメイトで卒業と共にホームステイをやめることになっている日本人の友人に声をかけました。

人見知り気味な彼女はすぐに了承してくれ、2人で借りられる建物を探し始めました。

ネットの情報しか頼りにできず、いい物件を見つけても既に誰かが住んでいたり、家賃が高すぎたりと難航しました。

休日にいくつかのフラットを巡ってようやく今の家に辿り着きました。

部屋に洗濯機があり、コインランドリーを使わなくていいという点と家具や台所用品が揃っているのが魅力的でした。

テレビやクーラー、暖房、乾燥機がないのは普通ですし、あるけど食洗機を使ってはいけないことも先に見学した場所で聞いていたので、多少の不便はありますが、いいところです。

大きなオーブンとレンジ、炊飯器などがあるので食料さえあれば入れるというのもステキだと即決しました。

オウンルームということで自室もありますし、リビングも広々使えます。

しかも、レントが交通費とホームステイ代より安いんです。

私は当時1日あたり約1000円ほど電車とバスにかけていました。

しかも朝昼の食事は安くないファストフードかコンビニのミートパイ。

歩いて学校まで行けるフラットの方が自炊もでき経済的でした。

こうして家を決めた私はホストファミリーにフラットに移る旨を伝えました。

彼女たちはいつでもご飯を食べにおいでと言い抱きしめてくれました。

期限以内で学校で契約解除の手続きをし、違約金を払うことなくスムーズに進んでいったのです。

案外、良好にホームステイを終わらせられたことに妙な達成感がありました。

前の時とは違ったのです。