外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

友情から愛情へ

私はずっと同性の友人に囲まれてきました。
幼い頃は4つも年上のお姉さま方に可愛がっていただき、私ひとりが小さいというグループにいました。
それが面白くなかった同級生たちにいじめられもしましたが、数少ない友だちも女の子でした。
最も彼女たちも私を嫌っていました。
後でわかったことですが、陰口を散々たたかれていました。
そうであっても、私を囲うのは女の子でした。
中学、高校でも女の子と行動を共にしていました。
先輩、後輩、同級生。
女の子だらけです。
男子もいましたが、私たちから女の子扱いされていましたし、正直に言うと異性という感じがしません。
そんな中、私は人間関係において性別は対して重要でないということに気がつきました。
私が最も愛したのは女の子でした。
少し成熟した友情です。
心から彼女の幸せを願い、彼女にいいことがあるとうれしいのです。
恋ではありませんでした。
いや、正確に言うと恋と思っていた時期もありましたが、あれはただの行きすぎた友情です。
今も彼女のことは大好きですし、憧れに近いときめきを感じます。
ただ好きなのですが、嫉妬はしませんし、なんなら他の女の子と仲良くしているところを笑って見守っていられます。
大切で、無償の愛は捧げられますが、量はちがえど私の女友達全員にこれはできているので、やっぱり恋とは違うんですよね。
もっと強固な感じがします。
あまりに友情が大きくなりすぎると、親愛の情が無償の愛に変わります。
あくまで私の場合ですが。
私にとって愛は時に友情の続きなのです。