他人物
他人事じゃなくて他人物。
つまり自分の物ではない物。
自分が所有していないものに対しては自分の物と扱いが変わってきます。
巻き込み行為全盛期には他人の物さえ地面に近いところに置いてあるのが、嫌でした。
家族や友だち 、親しい人のものです。
でも今は少し線引ができてきています。
旅行に自分の鞄は使いません。
大きな、服を入れるためのものの話です。
家族から洗える物を借ります。
そうすれば、あんまり気にせずに使えるんです。
自分のものでない、私基準の汚しても大丈夫なもの。
それに神経質にならなくて済むのです。
だって強迫性障害者の汚れの基準って、それのない人から見たら普通に綺麗な状態ですからね。
たまにこだわりが強すぎて逆パターンを生み出しもしますが。
信用している人のものなら触れます。
多少、汚れていると錯覚している手で他人の物に触れることがあります。
最低でしょうか。
まあ、そうかもしれません。
ただ、本当はその時の私の手は相手のしてみてもキレイな状態なんです。
基準が違うだけですから。
相手もそれを良しとしていますし。
ただ、こんな分け方をしてしまうこと自体に罪悪感がないことはないのです。
やっぱり失礼ですからね。
でも、気づかれなければないのと同じなんです。
私だけがわかっていればいいんです。
あと、物を貸してくれる人も少し。