私と携帯電話
私はインターネットをよく利用します。
このブログだってそうですし、Twitterやらなんやらなんだかんだで画面を見ている機会が多いのです。
みなさんもそうじゃないでしょうか。
いまや情報社会で生き抜くためにスマートフォンが欠かせなくなってきている時代ですよね。
家に端末を忘れたら、慌てて取りに帰る。
そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな現代において、私はあえて自室に携帯を置いたまま出かけていました。
機械製品は洗えない。
そんな理由で持ち運びができなかったのです。
特にたくさんの情報が入った大切な機器ですから、余計に重要すぎて外に出すのが怖かったんです。
未だに外で使えないこともありますよ。
でも、最近はなんとか鞄に入れて外出することができるようになってきています。
以前、私がまだ強迫性障害だと誰にも打ち明けていなかった時、友人たちは単に私が携帯を携帯しないタイプの人間だと思い込んでいました。
それもあながち間違ってはないのでが、そんなに単純なものではありません。
その日の体調、気分、天候などの条件が満たされて初めて、外に携帯を出せるんです。
そして、それを鞄から取り出せるコンディションも日によって違います。
本当はまだまだ怖いし苦手ですよ。
外で機械を操作するのは。
でも、これも練習です。
私だって本当はもっと写真を撮りたい。
待ち合わせ場所に着いたら友人と連絡をとりたい。
電話だってしたい。
こういう基本的なことができないことがどんなにつらか。
身に染みてよくわかっています。
それと同時に、私のできないことが不合理なことばかりだって実感してもいるんです。
でも、どうにもならないから練習とかリハビリをするんです。
どれも自分が自分に課したものです。
ちょっと厳しいけど、なんとかパニックにならない範囲内で。
努力の積み重ねが改善の一歩になると信じているんです。