性格スイッチ
自己主張が下手な人って多いのではないでしょうか。
私もそうです。
正確に言うと、日本語で話す時に上手く言いたいことを言えません。
押しに弱いのです。
自分に自信がないから、自分の意見にも自信がもてない。
そのため、なおさら押し切られがちなのです。
責任がもてないから、曖昧な表現をしてしまう。
そのため、主張が弱すぎて通らないのです。
しかし、主語の欠かせない言語を使う時、私の意見は完全に「私」によるものです。
そこには責任が発生します。
言葉が強くなります。
ここで私ははっきりとした態度をとることができるのです。
自信があるように見せかけられます。
より真摯に受け止めてもらえます。
もちろん日本語の控えめさも好きです。
優しい感じがします。
私の根本の性格は変わりませんが、言語によってオブラートに包むか包まないかという差が生まれます。
そして、それが私の性格を変えているように見せるのです。