趣味、人助け
私は強迫性障害のせいで、普段から沢山の人に迷惑をかけてしまいます。
そして、自己嫌悪に苛まれます。
つまり自分がとてつもなく嫌いになるのです。
だからなのか、他人に必要とされると応えたくなります。
私のスキルをかってくれる人に対して尽くします。
そのせいで、疲れることもありますが、人と人との繋がりを大切にしたいと病気を通じて思うようになり、ついついお節介を焼いてしまうくらいです。
旅行者の方にバス停で話しかけられたことがありました。
シティに行きたいけど、どのバスかわからないと。
私もちょうどその近くまで行くところだったので、案内することになりました。
英語のあまり得意でない彼らの目的地は私の降りる予定のバス停の2個先でした。
しかし、ほうっておけなくて私は彼らをそこまで連れて行きました。
一期一会なのだと思います。
彼らの旅がいいものになるようにお手伝いをする。
それは私でなくてもいいのかも知れません。
しかし、声をかけてくれたことがうれしかったのです。
会話を試みたり、帰りのバスの時間を調べたり。
そんなことくらいで感謝してもらえたのは幸運でしたし、私にとっても喜ばしいことです。
バス停2個分来た道を歩いて戻ることくらい、なんでもないと思えるくらいには満ち足りた心地でした。