叶った夢もあります
前回、私は「夢は叶うのか」についてお話ししました。
そして、とある結論に至りました。
英語の「夢」には叶う種類と叶わない種類があるということでした。
今回は私の長年の夢のことを紹介します。
そもそも、私は英語の勉強が嫌いでした。
当時はかなりの苦手意識を持っていました。
そんな私が唯一、得意としていたのがwritingです。
実は夏休みに初めて海外に行った時にホームステイをしたことがあります。
そこには私と同い年の子がいて、日本語を勉強していました。
そのご縁で、私は5年以上も文通でやりとりをしていました。
全ての手紙は英語でした。
学校で書き方を教えてもらう機会もほぼなく、私は書き方を調べたり辞書を引いたりして近況を伝えていました。
私たちは趣味も合えば性格も似ていて、その子のお母さんや引率の先生に「そっくり」だと言われたくらいです。
そのためか、自然とギフトの交換やメッセージのやりとりは続いていきました。
留学した当初から、目標を聞かれたら毎回、
「私は初めての外国人の友人に再会して、前よりも話したい」
と述べていました。
そして、ついに私たちはまた会うことができたのです。
私が再び国を超えて家を訪ねました。
病気になってから飛行機は苦手です。
それでも、外国から外国へ渡りました。
一目見た瞬間、写真の交換もしていないのに、あの子だとわかりました。
お母さんも相変わらずそっくりだと言っていました。
今回はずっと英語が喋れるようになったので、以前よりもたくさん話せました。
滞在期間中、私たちは前回と同じようにして過ごしました。
違うこともありましたが、それは英語と日本語の比重とか翻訳機能を使わなかったこととか、それくらいのことです。
旅行の手配は全て自分でできたこと。
再会できたこと。
飛行機に乗れたこと。
翻訳機能を使わなかったこと。
英語に困らなかったこと。
全部、ここにきてからの努力の積み重ねの結果です。
これは私のambitionでした。