外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

ゴミ箱を漁らないで

自分の使用したもの、例えば鼻をかんだ後のティッシュなどをまじまじと見られるのって嫌ですよね。

多くの方が少なくともいい心地はしないと思います。

日本の田舎でもたまに他人の出したゴミ袋を勝手に開けられる方、いらっしゃいますよね。ご近所トラブルにもなりかねないですし、褒められた行為ではありません。

私はそのような不快感を度々、味わいました。

なんとゴミを出す毎に、その全てをチェックされるのです。

他人に比べれば、今でも私はウェットティッシュの使用量が異様なほど多いのですが、それを1枚1枚確認されるのです。すでに汚れたものを広げられるなんて、汚いものが飛び出てくるのではないかと不安で仕方ありませんでした。

使い捨てコンタクトのケース、ウェットティッシュ、ティッシュのケースに禿びたシャー芯。

私が捨てていたのはその程度でしたが、ホストマザーはリサイクルと分別を謳って毎回のように漁っていました。

コンタクトのケース、ウェットティッシュとティッシュのケースがプラスティックだからリサイクルへ。ここまでは理解できます。

それでも、ティッシュ自体をそれに分別してしまうのはいいのものかと考えてしまいます。

しかも、驚くべきことにリサイクルのビンはどの区分でも同じなのです!

ということは、ゴミ箱の中身をそのままリサイクルボックスに入れてしまえばいい話ですよね。

つまり、結局のところ彼女はゴミ箱を確認してなにかまだ使えそうなものがあれば回収したかっただけなんです。

実際に落としたものを使えない私が、あと数枚だけ入ったポケットティッシュを捨ててしまった時に、もらっていかれました。

また、リサイクルボックスに食品の入っていた容器を入れる際に、それを洗う必要はないのです。全部まぜごちゃ。

そのため、結果的に私にはリサイクル行きのものもゴミにしか見えませんでした。

いくら環境にいいことをしたいからって、他人のゴミまで確認するのは違うと思ってしまう私がおかしいのかもしれません。もともと、不潔恐怖なので私には漁るなんて発想がないからというだけかもしれません。

でも、確かに私にはそれが大きな負担になったということは事実なのでした。