外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

今日もできたって叫びたい

昨日、靴を捨てたという私にとっての一大イベントがありました。

それだけでも、私の中ではお祭りムードに溢れて祝福の鐘がなっているようです。

学校へ行くと、先週まるまる元気のなかった私が一気に明るく開放的になっていたので、先生もよろこんでくれました。

調子が安定していいおかげか、積極的に友人と話せたり、授業に参加したりできました。

特に、ホリデーから復帰した仲良しのクラスメイトも居たので、元気なのかもしれません。

さて、2足も靴をいっぺんに捨ててしまったわけなので、履けるものが大してありません。

一応あるにはあるのですが、日本から持ってきて長いこと履いているので、もうそろそろ限界が来そうな予感がする……

捨てたということは買い足さなくては!!

というわけで、今日のチャレンジです。

ミッション「靴を購入しろ」発動です。

しかしながら、地面にまつわるものが怖いという症状に悩ませれているので、これってそう簡単なことではありません。

段階を踏んでいかないと大きなダメージになり得るのです。

そこで考えました。

①雲行きが怪しいこともあるので、早退扱いにならない終業15分前に学校を出る。

②その足で服屋さんに向かう。

私は靴屋さんが、特にそこでの会計時に現金の交換をするのが苦手なので、できるだけ靴も取り扱っている服屋さんを選びます。

③あまりお釣りの受け取りをしたくないので、先にカードをすばやく出せるように準備しておく。

④靴を選ぶ。

ポイントは手で触らなくとも履けるものを見極めることです。

⑤靴を利き手でない方で持ち、レジへ。

ここから先は靴とレシートなどお店からのものは常にその手でしか触りません。

⑥反対の手でカードを使ってお会計。

普段は日本人らしく現金派ですが、ここは仕方ありません。

⑦最近は袋をもらえないので剥き身でそのまま持って歩いて帰る!

もちろん鍵も靴を持っていない方の手で扱います。

もうこのプランしかない!

そう思い立って、ついに!やっと!購入に成功いたしました!!

めでたい限りです。

2日連続でこんなに苦手なことができたなんて自分でも信じられません。

うれしいという感情に満ちています。

こんな些細なことに、こうも心を動かされるのは、病気になった意味を感じる瞬間でもあり、治ってきているという証拠でもあります。

この記事を読んでくださっているあなたにもいいことがありますように。