出国前に お家編
無事に学校が決まったら、次の問題は住む場所ですよね。
選択肢は主に3つ。
ホームステイ、寮、フラットです。
それぞれの特徴を紹介していくことにしましょう。
それでは、ホームステイから。
現地の人の家にお金を払って住まわせてもらうことというのは想像に難くないですよね。ここでは、日常的な会話を学ぶことができるというメリットの他に、生活に慣れるまでのお世話をしてもらえるという利点があります。基本的に1日2食は支給されますが、ベジタリアンだったり嗜好が合わなかったりで、あまり期待はできないのが現状です。特にグリンピースはよく出てくるので苦手な方は注意が必要です。また、当たりハズレがはっきりしていることも特徴と言えます。ビジネスとして学生を受け入れる家庭では満足のいく生活が送れないことも多いです。Wi-Fiが自由に使えず、困ったこともあります。語学学校が斡旋してくれるところと旅行会社が探してくれるところがあります。旅行会社の中には日本人向けのホストファミリーを紹介してくれるところも。語学学校からなら、トラブルがあった時の対処がとても速いのがありがたいところ。私の症状でも受け入れ先はあったので、多少の身体・精神面の不具合は問題にならないと思います。しかし、中にはホスト側がヒステリーをもっていて出ざるを得なくなったという友人もいるので、こればっかりは運ですね。
次に寮。
これは語学学校が所有管理しているもので、ワンルームマンションが多いみたいですね。しかしながら、こういう施設を持っている学校は少ないので、そのあたりは事前に調べておく必要があります。少なくとも、私のいる地域の語学学校は寮がないところばかりです。
それから、フラット。
フラットって何? と初めて聞く方はお思いになると思いますので、簡単な解説を。これはマンションを複数人で借りてシェアする形の住居です。ルームシェアとは少し違って、オウンルームとなっていれば1人部屋とリビングスペースが使えます。日本人同士がフラットメイトの場合もあれば、外国人と一緒に住むということもあります。現地の掲示板で探すと案外たくさん物件が出てくるので、ホームステイの後にこちらに移る人が多いです。私も今はフラットで悠々自適な生活を送っています。食事や洗濯などは自分でしなくてはなりませんが、ホームステイと違って時間の縛りがないのがポイントです。レント(家賃)は週払いがほとんどで、気軽に入ったり出て行ったりできるのも魅力的です。ネットで相手を見つけるのは不安という方は、語学学校に通っているうちにフラットメイトになってくれそうな人を見つけて声をかけ、一緒に暮らせる物件を探すというのもありです。
最後に、オーペアという方法もあります。
これも主にネット掲示板の求人募集にあがっているものなのですが、お金を支払わなくていいホームステイのようなものです。ただし、放課後などには家事や子供のお世話をしなくてはならないので、アルバイトは厳しいかもしれません。日本人の奥さんと現地人の旦那さん、ハーフの子供やペットと暮らすことになります。条件は車の免許の所有、禁煙者、子供に勉強を教えられるなど、その場所によって違います。だいたいの家庭ではお小遣いもくれるみたいなので、日本語も英語も使える環境というのはいいかもしれませんね。
これまで見てきたように様々な方法がありますが、私はフラットでの生活が楽かなと思います。とはいえ、ホームステイ先では日常的に使うけど、日本では習えなかった単語、表現を学ぶことができたので、それはそれで貴重な体験でした。
またホームステイについては詳しく書いてみたいと思っていますので、よかったら参考にしてくださいね。