外国暮らしの病

心の病を患って数年。なんと海外に飛び出ちゃいました! そんな私の留学生活日記。→帰国しました

わざと遠回りする

散歩が好きです。
いや正確に言えば、散歩が好きでした。
大学2年の夏。
土日はどうしようもなく孤独で行く場所もありませんでした。
土曜日は学校が開いているので、たまに足を運びました。
でも、日曜日はどうしようもありません。
目が覚めて、10時まではなんとなくぼぅとして。
それから家を出ると、ちょうど隣駅の方のお店が開き始めるんです。
1駅だけ歩いて時間稼ぎ。
カフェに入ってなんとなくブランチを食べます。
それが終わると本屋さんに入って、新書コーナーから漫画まで一通り新刊をチェックします。
確認行為が多くて、句読点なんかを気にするあまり読むのが遅いくせに、本はよく買っていました。
高校時代までは1日4冊の小説だって平気だったのに。
気軽に読める漫画を購入してからスーパーへ向かいます。
大量の石鹸、シャンプー、ボディソープを消費していた時期なので、週に1度は補充が必要でした。
環境には悪くても、私には必要でした。
それでも時間が余って仕方のないときは、来た道を引き返して、最寄り駅からさっきと反対に1駅歩きます。
またカフェへ足を運んで休憩して、その周辺を徘徊しました。
午後3時でようやく家に戻れます。
そこから2時間は強迫行為に勤しむんです。
ひたすら手を洗い、洗濯をし、シャワーを浴びます。
すると、もう夜になっているんです。