ほしかった言葉
愛してるってずっと親に言ってほしかったのです。
少し愛情を感じるくらいでは確認行為のひどい私には足りないのです。
大切にされていることを言葉で以って知りたかったのです。
海外に来て、とても驚いたこと。
それはいとも簡単に私がほしかった言葉を交わしているこのです。
親子間で、あなたを誇りに思っている、なんて言うのは当たり前の光景です。
それだけではありません。
お店に入ったら、店員さんに “Hi,dear” なんて話しかけられるのです。
親にも言ってもらったことがありません。
友人には、ハニーと呼ばれますし、自尊心を満たすような表現で溢れています。
なんとなく、英語圏の人に自信がある理由がうかがえますよね。