忘れていた強風
地下鉄の駅に吹きつける風の強さ完全に忘れていました。
正直に言うと、ちょっと怖いです。
いろんなものが舞い上がってきそうで。
都会のビル風の激しいことも、すっかり頭から抜けていました。
木の葉がまるで秋のように落ちては舞う。
その様がとても恐ろしいのです。
風が怖い、というより風が運んでくるものに恐怖します。
完全なる汚染強迫ですね。
リスク回避するために冬を選んだはずなのに 、思ったよりも秋めいた風の感じは私を臆病にします。
人混みの凄まじさも、電車の混み具合も、ごちゃごちゃとした街並みも、どこか現実離れしたよう。
忘れてしまっていた記憶が蘇ってきます。
変わったものが多い中で、風は変わっていません。
これからも変わらないでしょう。
少し、この先を思うとハラハラします。
私、本当にここで暮らして行けるのだろうかって。
できるようになったことまたできなくならないか不安です。
それでも、もうここで生きていくしかありません。
できるだけ、平穏に暮らしいけたらと思っています。