What is your problem?
白黒はっきりつけたいのが強迫性障害。
しかし、はっきりとした答えを出すのもまた苦手なのです。
たった一つしかない正解を間違えてしまうんですよね。
なにかっていうと、数学のこととか。
あのごちゃごちゃとした計算やら図解が本当に読み解けなくて苦労したものです。
勉強は完璧主義的な強迫観念からよくしたものですが、なんせ容量が悪い。
社会とか、努力でひたすら覚えるもの、特にストーリー性があるものは得意だったのですが。
時間をかけても、何度説明を受けてもややこしい数学には悩まされ続けました。
さて、私をここまで追い詰めた数学ですが、私のいるところのものはすごく簡単なんですよね……
あくまで東アジアの目線から言ってですが。
以前にも書いたのですが、韓国から来た方のお子さんが通う現地校では母国よりも3年ちかく遅れているのだとか。
つまり、今その子は学校で3年も前に習ったこと、しかもより簡略化されたものを授業で聞いているのです。
そのため家で韓国のレベルに合わせた数学の勉強をしているみたいです。
こういう例がいくつかあるほど、こちらの数学は難しくないと聞きます。
さて、タイトル回収といきましょう。
私の知り合いのお子さんが教えてくれたことです。
中学校の数学の問題文の最後がwhat’s your problem? なっているという話。
それじゃあ、その答えは「この問題がわからないこと」でもいいんじゃないか。
すごく興味深い回答ですよね。
確かにそうなんですが、日本語ならおそらく「この問いに答えよ」となるはずですから、自分の問題を書くなんて発想がないわけです。
数学でもはっきりさせない方法があるんだと思い、微笑ましくなりました。